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結婚後、通勤しやすい出雲市街地のアパートで暮らしていたA様ご夫妻。便利な一方、2台分の駐車場代を含めると住居費は月10万円弱。「毎月これだけ払うなら、家を建てられるのでは」と、同居を始めて半年も経たないうちにマイホームを考え始めました。
フルタイムの共働きだからこそ、家づくりで欠かせなかったのが毎日の家事をスムーズにできること。その一方、ご主人には「ほかの家とかぶるのは嫌」という強い思いもありました。
そこでA様邸では、キッチン横のランドリースペースや家全体を見渡せるLDK、使う場所を考えた収納を整えながら、吹き抜けに浮かぶ“ツリーハウス”やロフトなど、自分たちらしい空間も実現しました。
暮らしやすさか、遊び心か。そのどちらかを選ぶのではなく、毎日の生活と「こんな家に住みたい」を一つの住まいにまとめた家です。
フルタイムで働き、日中は家を空けることが多いA様ご夫妻。
家づくりで奥様が特に重視していたのが、洗濯のしやすさでした。
「ランドリールームの設置は必須でした」という希望を受け、キッチンの東隣に広めのランドリースペースを確保。アイアンバーに加えて、天井には埋め込み型のホスクリーンも設け、洗濯物が多い日にも対応できるようにしています。
ポイントは、ランドリールームを単独で設けただけではありません。
調理や片付けをするキッチンと洗濯スペースを近づけることで、料理をしながら洗濯の様子を確認したり、家事を切り替えたりしやすい配置になっています。
キッチン ⇄ ランドリースペース ⇄ 脱衣所
毎日の家事を一つずつ別々に考えるのではなく、同じ時間帯に行うことの多い「料理」と「洗濯」を近づけたことが、A様邸の暮らしやすさにつながっています。
実際に暮らし始めてからも、奥様は「目につく場所に洗濯物がなくて落ち着く」と実感。冬でも洗濯物が乾きやすく、共働き生活を支える空間になっています。

ランドリースペースと脱衣所の境には、あえて梁を設けています。
現在は空間をつなげて使いながら、将来、目隠しが必要になった場合にはカーテンなどを取り付け、空間を分けられるようにするためです。
家を建てた時点だけで間取りを完成させるのではなく、これから変化する暮らしにも対応できる余地を残しました。

家事のしやすさは、洗濯だけではありません。
帰宅時間がご主人より比較的早く、キッチンに立つことの多い奥様が希望したのが、家全体を見渡しやすい間取りでした。
LDKはIラインにつなげ、キッチンからダイニング、リビング、さらにリビング脇の小上がり畳コーナーまで視線が届くように計画されています。
キッチン上部にはあえて収納を設けず、開放感を優先。その代わり、扉付きのパントリーや、来客から見えにくい位置に設けたオープン収納、階段下収納などをLDK周辺に配置しています。
「収納量を増やす」だけでなく、見せたくない物をしまう場所を確保しながら、LDKそのものは広く感じられるようにする。収納と開放感のバランスを取った考え方です。

暮らしやすさを整える一方で、A様邸にはもう一つ大切なテーマがありました。
ご主人の「ほかの家とかぶるのは嫌」という思いです。
その象徴が、リビングの吹き抜けに設けた“ツリーハウス”のような書斎。
木目調のクロス、本棚、ソファを備えた隠れ家のような空間ですが、完全に閉じてしまうのではなく、階下を眺められる出窓を設け、天井部分も開放しています。
一人で本を読んだり、ゆっくり過ごしたりできる場所でありながら、リビングにいる家族の気配も感じられる。
「こもれる場所」と「家族とのつながり」を両立させた、A様邸ならではの空間です。

主寝室の上には、勾配天井を生かした約4畳のロフトも設けました。
テレビ用コンセントも備え、収納だけではなく趣味やくつろぎの場所としても使える空間です。
ここでポイントになるのが、ロフトへの上り下りを梯子ではなく固定階段にしたこと。
収納として使う場合にも、重たい荷物を持ったまま上り下りしやすく、「つくったけれど使わなくなる場所」にしないための工夫につながっています。

オンリーワンの家をつくるからといって、希望したものをすべて盛り込んだわけではありません。
たとえば、リビングと階段を仕切る壁には、当初、ブロックを埋め込む案なども検討していました。しかし予算とのバランスを考え、壁を数カ所くり抜く現在のデザインへ変更しています。
結果として、ツリーハウスやロフトといったお二人が特に大切にしたかった部分を残しながら、壁にもA様邸らしい個性を持たせることができました。
家づくりでは、たくさんの希望の中から、どこを優先し、どこを別の方法で叶えるのかを整理することも重要です。

A様邸の特徴は、ツリーハウスやロフトといった目を引く空間だけではありません。
共働きだから、キッチンの近くにランドリースペースをつくる。
キッチンから家の中を見渡せるようにする。
収納を確保しながら、LDKの開放感は損なわない。
将来必要になった時には、ランドリーと脱衣所を分けられるようにしておく。
そしてその土台の上に、「ほかの家とは違う、自分たちらしい家にしたい」という希望を重ねています。
便利な間取りを集めるだけでも、デザインだけを追いかけるのでもない。
日々の暮らしで困らないことと、家に帰るのが楽しみになること。その両方を一つずつ形にしていった住まいです。
ツリーハウスやロフト、LDK、ランドリースペースなど、A様邸の個性的な空間を写真で詳しくご覧いただけます。
家づくりを始めたきっかけから、土地探し、スタッフとの打ち合わせ、実際に暮らして感じていることまで、ご夫妻の言葉で紹介しています。
「共働きだから、家事に追われない間取りにしたい」
「収納は欲しいけれど、LDKは広くすっきり見せたい」
「せっかく家を建てるなら、どこかに自分たちらしい場所をつくりたい」
家族によって、家づくりで大切にしたいことは違います。
人気の間取りや設備をそのまま取り入れるのではなく、今の暮らしで困っていることと、これからどんな毎日を送りたいのかから考えていくと、自分たちに必要な住まいが見えてきます。
アイフルホームでは、一つひとつの希望を整理しながら、暮らしに合った間取りをご一緒に考えていきます。