Owner's voice
オーナーズインタビュー
妻の健康案じ、故郷での育児とマイホームづくりをスタート
ご主人の転勤で、全く土地勘のないアメリカや静岡に暮らしたこともあるN様ご夫妻。それぞれの地で第1子、第2子を授かりましたが、夫婦2人だけで子どもを育てていくことの大変さを痛感し、地元山陰へのUターンを考え始めました。
「一時は仕事が忙しく、家と職場の往復で日々が過ぎていたため、子育てを一人で担う妻の健康が心配でした。長男なのでいつかは帰郷し、家を建てたいという思いも以前から抱いていました」とご主人。転職を決めて静岡の社宅から米子市内のアパートに移り住み、土地探しから始めました。
ほぼ同時期、ハウスメーカー各社へも夫妻で足を運びました。
「2人の小さな子どもを抱えつつ、土日は毎週のようにモデルハウスや展示場を回りましたね。十数カ所は行ったかも」と振り返るご主人。アイフルホームに決めた一番の理由は、高気密高断熱のスペックでした。「屋根や壁材の長寿命にも惹かれました。仕組みや仕様を細かく聞いても、営業さんが詳細に分かりやすく説明してくれたので納得。コストパフォーマンスの良さも大きなポイントになりました。」
一方、奥様の目に留まったのが、丸みのある壁の角や、踏み台付きの洗面化粧台など子ども目線の設計です。「小さな子どもが安全に、そして便利に過ごせる工夫が随所にあって、とても好感が持てました。」
「明るく広く見える家にしたかった」と話す奥様。
南に配したキッチン、ダイニング、リビングは壁を使わずにつなげることで、広々とした空間を創出しました。ナチュラルなトーンの床材や、白い壁と天井も、部屋の明るさアップに。リビングの続きには、フラットな約10平方㍍の畳敷きの洋間を設置しました。3枚開口の扉を開ければ、なんと10メートルを超える開放的なワンフロアが現れます。「どこにいても家族がつながりを感じられるような、明るくて一体感のある空間が気に入っています」とご主人も大満足です。
一時は、吹き抜けや中庭風の設計も考えたというご夫妻。最終的には気密性やコストを考え、今のプランが実現しました。「予算の総額を決めていたので、優先順位を大事にしながら、枠を超えないよう、営業さんに色々アドバイスを頂きました。」お二人の顔には、悩んだからこその満足感であふれていました。
明るさと広さに加え、もう一つ欠かせないポイントが収納でした。
アメリカで暮らしている間に奥様が買い集めたアンティーク食器や雑貨などが増えた上、お子様が3人になり、日常生活で必要なものも多くなりました。「とにかく収納は多く確保したかったんです」と奥様。存在感のあるセンターキッチンのカウンターは、リビング側にも収納スペースのあるタイプを採用し、お子様の幼稚園グッズや文房具など散らかりがちな日常雑貨をすっきり収納。
キッチン北側にはリビングからも出入りできる広めのパントリーを配しました。開口部にはあえて扉をつけず、開け閉めが簡単なカーテンに。「ぐるぐる回れるのでとっても便利です。」
キッチン周りだけでなく、2階には個室のクローゼットと別に、独立した納戸を設置したり、玄関土間や階段下にも収納スペースを設けたりして、さまざまな場面で暮らしの空間を快適にキープできるようにしました。
ご家族5人のうち、2人の娘さんと奥様の3人が女性。やさしいご主人が考えたのが、脱衣室と分け、鍵も掛けられる洗面スペースでした。「お化粧や髪の毛の手入れなど女性なら時間がかかるはず。入浴時の着替えもストレスを感じないようにしたかった。」2階にも洗面所を設けました。
高気密高断熱にこだわるご主人は当初、最高級グレードの仕様を希望していました。
しかしその仕様は総二階建てが条件になっており、価格とのバランスを考えると設計の自由度が低くなることが否めませんでした。
「営業さんが『次ランクのグレードに落とし、窓だけトリプルガラスにしては』と提案してくれました。価格を抑えつつ、私の要望をできるだけ反映してくれて、感謝しています。」
限られた予算の中で優先順位を付けていけば、当然どこかにしわ寄せがきます。N様邸の場合、玄関付近のスペースが狭くなってしまいました。そこで営業が提案したのが、玄関の斜め框。「奥行きが出て広く見える上、使い勝手も良くて、満足です。」ご夫妻にも喜んで頂きました。
コロナ禍の中、アパートから新築へと移り住んだN様ご一家。
0~5歳の3人のお子様を抱える中、実感するのが“おうち時間”の充実です。
「アパートだと家中におもちゃが散らかってしまうし、やれることも限られていて子どもが飽きてしまうこともありました。今は家で十分時間を楽しめます」とご主人。勤務先から夜遅くに帰宅しても、寝ているお子様を気にせずにテレビを見たりして寛ぐことも可能になったそうです。
奥様も、「家が広くなったら、心にも余裕ができたみたい」と笑顔を見せてくれました。以前は、お子様が遊んでいる音が隣近所に響かないかと気になって注意ばかりしていたとか。階下が気にならない一軒家になり、防音効果の高いトリプルガラスを採用したため、ストレスが減ったそうです。
家づくりの過程では、悩みや迷いはつきもの。「気兼ねなく相談できる営業さんだったので、気になったら何でも聞いていました」と奥様。「些細な微調整を重ねてよりよいものを提案してくださり、満足度100%の家に仕上がりました。感謝しかないですね。」また、数多くのハウスメーカーに足を運んで学んだことが、家づくりに役立ったと仰います。「人のおうちを見て、取り入れた仕様もいくつかあります。『見て』『聞いて』は大事だと思います。」
ご主人が強調するのも、「対話が生む気づき」です。「ある程度考えを決めて家づくりを進めましたが、過程で多くの決断を迫られます。営業さんたちと相談を重ねることで、独りよがりにならず、さまざまな気づきを得ることができました。」譲れないポイントを予め決めつつ、柔軟性と広い視野を持つ大切さを強調していました。
3歳と5歳の娘さんがたくさんのおもちゃを広げて遊んでいるのに、続き間のリビングはすっきりと片付いているのが印象的でした。どこにいても家族の存在を感じることができる温かい空間と、落ち着きのある快適さが兼ね備わっているのです。“おうち時間”が楽しいのも納得です。ありがとうございました。