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お役立ちコラム 2024.10.30

洗濯物干し4つのポイント 室内干し編

天候が変わりやすい時期に部屋干しや室内干しは安心ですが、気をつけないと衣類のにおいが気になることも…。今回は、誰でも簡単にできる室内干しについての悩みを解消する方法をご紹介します。

部屋干しのお話の前に、外干しの情報も大事ですよね。

下記は、日本気象協会の洗濯指数のわかるリンクです(リンク先:日本気象協会)
洗濯指数とは、天気や気温などの予測から計算した「洗濯物の乾きやすさ」を表しています。「大変よく乾く」「よく乾く」なら厚手の洗濯物もOK、短時間で洗濯物が乾く気象条件です。日々のお洗濯の参考にしてみてくださいね。

 

においの原因は?

「室内干し臭」や「生乾き」は、できれば避けたいですよね。
嫌なにおいの原因は「雑菌」です。着用した衣類には、多くの雑菌が付着しています。雑菌の多くは体の汚れである皮脂や汗などから発生する「モラクセラ菌」で、たとえ洗濯をしても落としきれず、においの元になります。

モラクセラ菌とは?
洗濯後の衣類の悪臭発生を引き起こす原因菌のことで、日常の生活空間のさまざまな場所に存在している常在菌の一種です。この菌は、人間の皮脂を食べて、ぞうきんの様な臭いの物質を排出します。温度20~40℃、湿度60%以上で増殖し、通常の洗濯では死滅せず、紫外線にも強い菌です。

洗濯物を干す私たちにとっては、本当に困ってしまう菌ですね。

そんな雑菌を防いで、においを軽減するポイントをご紹介します。

 

 

雑菌を防ぎ、においを軽減する4つのポイント

◆少量ずつ小まめに洗濯する

週に1度のまとめ洗いは厳禁です。着用した衣類や湿ったままのタオルなどを洗濯機に数日間放置すると菌が増殖してにおいの原因に。少量ずつ小まめに洗濯をしましょう。

 

◆除菌を徹底する

除菌作用のある洗剤を使用しましょう。菌は60度で死滅するのですが、日本の洗濯機は熱湯対応不可なため、浴槽を利用して手洗いしましょう。または酸素系漂白剤を入れた40度のお湯に10分間ほどつけおきした後、普通に洗濯をしましょう。
脱水後、アイロンをかけてから干したり、コインランドリーの乾燥機に入れるのも有効ですよ。

 

◆素早く乾かす

衣類は「こぶしひとつ分ほどの間隔」を開けて干すと乾きやすいです。

洗濯バサミがたくさんついている「角ハンガー」を使用する場合には、衣類がアーチ状になるように干すのも効果的。丈の長い衣類や厚手のものは外側に、丈の低いものや薄手のものは内側にしましょう。
部屋の換気や風通しをよくするのも大切です。風通りのいい部屋の中央で干すのが最適です。カーテンレールに吊るのは避けましょう。

扇風機やサーキュレーター、除湿機などを併用すると風通しが良くなり、乾きやすくなります。

 

◆洗濯機の洗濯槽のお手入れをする

洗濯機の汚れや菌は見えない場所で繁殖しやすく、においの一因になります。
定期的に専用のクリーナーや重曹を使ってお手入れをしましょう。

 

家についてご相談されるお客様も、

・洗面室に干せるスペースを確保
・浴室に乾燥暖房をつける
・洗濯~干す~たたむ~収納が一箇所でできる

など、家事動線や、洗濯動線を考えた間取りが人気です。

施工事例はコチラでご紹介しています

 

洗濯物の乾きにくい時期も、ちょっとした工夫次第で乾きやすくなりますので、家族が毎日衣類を気持ちよく着られるようにしたいですね。冬の時期や、梅雨シーズンにも使えるコツですので、干すときに実践してみてくださいね。

 


コチラのブログもお洗濯の参考になりますよ

↓  ↓

<関連リンク>
寒い季節の洗濯物干し3つのポイント
梅雨明け・季節の変わり目のお手入れ カーテン編

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