2020年6月3日
花粉の時期になると、花粉症ってつらいですよね。
外で気を付けているのに、家の中にいても、花粉症の症状がひどいことってありませんか?
それはなぜかというと、実は室内にも花粉は潜んでいるのです。
しかし、入ってくる花粉を全て防ぐことは難しいですよね。
ですから、室内に入ってくる花粉を少なくすることが重要です。
今回は、室内での花粉対策の方法をお話しします。
注目してほしいのは、3つの場所です。
●玄関
●窓(換気時)
●洗濯物干し
この3つの場所での対策がポイントになります。
■玄関での花粉対策
まず、玄関前で、衣類をはたいてから家に入ります。
花粉は、衣類の静電気によって付着してしまうので、家に入る前に衣類をしっかりとはたいて花粉を落とすことが重要です。
衣類につきやすい花粉ですが、つるつるした素材の上着だと花粉が落ちやすいので、そういった素材の上着やジャケット、季節によっては薄手のカーディガンやコートを羽織るのもよいです。
薄手のストールをして、口や顔の周辺につかないようにするのもいいですね。
次に、玄関で、上着を脱ぐことです。
ついつい、廊下や部屋で脱ぐと、そこで花粉を浮遊させてしまいますので、浮遊させない工夫が大事です。
もし、玄関に、コートや上着等をかけておける場所や、玄関収納、土間収納があると、さらに花粉を室内に持ち込むことを防止することができます。
こうすることで、部屋に花粉が入る量を少なくすることができます。
■換気時の花粉対策
花粉は、日中に浮遊しやすいので、深夜か早朝の花粉が少ない時間帯に換気するのがおすすめです。
昼間~夕方頃に換気をすると花粉の飛散量も多いので、花粉が侵入しやすくなります。
とはいっても、昼間に換気したいときってありますよね。
その場合は、網戸やレースカーテンをすると、花粉の侵入を少し防ぐことができます。
室内に侵入してしまった花粉は家具や、部屋の中で浮遊し、ソファーやカーペットやクッションなどの家具に付着して留まりますので、花粉シーズンはいつもよりこまめにお部屋の掃除をするようにしてみてください。
■洗濯物は部屋干しする
普段着る服の対策は重要です。花粉シーズンには、洗濯物を室内で干すようにしましょう。
室内に干すことは、室内の花粉症対策では重要です。
私は以前、衣類を外干ししていたのですが、スギ花粉の時期になると症状がでていたので、その時期だけは、部屋干しをするようになりました。
自分の顔から離れている衣類(ズボンやスカート等)は外に干してもいいのでは?と思いがちですが、普段の生活では、お子様の顔の位置になりますので、家族やお子様の健康のためにも、部屋干しをおすすめします。
◆まとめ◆
さて、今回の、室内の花粉を減らす、3つの場所とポイントをまとめました。
●玄関
玄関前で花粉を払い、玄関で上着を脱いで、衣類についたまま入ってくる花粉を少なくする。
●窓(換気時)
花粉が飛散しにくい深夜か早朝に換気し、入ってくる花粉を減らす。
●洗濯物干し
洗濯物は室内干しで、花粉を付着させない。
花粉対策では、上記の3つのポイントに気をつけるとともに、
家族や子どものことを考えて、衣類や家具の位置にも気を配りながら、こまめに掃除をしてくださいね。
<周辺の花粉情報・参考リンク>
花粉の飛散情報がインターネットで毎日更新されていますので、予防や対策に活かせますよ。