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「朝、玄関を開けたら、そこにサルがいた。」
「帰り道に、サルに遭遇した。」
そんな場面も、今の山陰では決して遠い話ではありません。
2026年9月、松江・安来・米子周辺の住宅街で、サルの目撃情報が相次いでいて、注意喚起も出ています。
山の中だけではなく、住宅地や通学路など、私たちの暮らしに近い場所にも現れているサル。
もし、家の近くで出会ったらどうすればよいのでしょうか?
まず大切なのは、近づかない・刺激しないことです。
写真を撮ろうとそばに近づいたり、大声を出したり、物を投げたりするのは避けましょう。
サルと遭遇した場合、無理に追い払わず、目を合わせないようにして、背中を見せず、ゆっくり後退して安全な場所へ移動するようにしましょう。
子どもたちには、「近づかない」「大声を出したり物を投げたりしない」「サルの目を見ない」「大人に知らせる」と注意を呼びかけるのも大事ですね。
かわいいから、かわいそうだからと、エサを与えるのもやめましょう。
サルを人に慣れさせないためにもエサを与えないようにしてください。家庭菜園の収穫物や果物なども、近くで目撃情報があるときは特に注意したいところです。
そして、住まいの面から特に気をつけたいのが窓や扉からの侵入です。
扉や窓の施錠を徹底してください。また、サルは扉や窓を開けて侵入することがあり、2階のベランダにも侵入する場合も。
数年前、山沿いの自宅2階で「カンカン」と音がするので窓の外を見ると、ベランダの物干し竿に大人の猿がいました。私には気づかず、数分間ほど物干し竿で鉄棒遊びをした後、近所の屋根をつたって逃げていきました。当時は驚きと恐怖で体が固まってしまい、猿が去ったあとに慌てて窓の施錠を確認したのを今でも覚えています。
「2階だから大丈夫」「家にいるから大丈夫」とは考えず、近所で目撃情報があったときは、玄関や勝手口だけでなく、掃き出し窓や2階の窓なども確認しておきましょう。
いつもの戸締まりが、サル対策にもつながります。
子どもがサルを見つけると、驚いて走ったり、追いかけたりしてしまうことも考えられます。
子どもによるサルの追い払いは危険なため、絶対にさせないようにしてください。
「見つけても近づかない」「追いかけない」「大人に知らせる」。
近くで目撃情報があった日は、家族で一度確認しておくと安心ですね。
もし、かまれたり引っかかれたりしたら
万が一、サルにかまれたり引っかかれたりした場合は、傷口をできるだけ早く洗いましょう。医療機関へ相談するのもおすすめします。
近くで見かけた場合や最新情報を確認したい場合は、自治体などの情報をご確認ください。
現在、サルの目撃情報を提供している市のリンクを下記に掲載しています。
安来市|サルの群れの目撃情報について
目撃情報と、遭遇したときの注意事項が掲載されています。
安来市公式サイトを見る
米子市|野生のサルの群れの目撃情報について
最新の目撃情報と、遭遇時・住まいでの対策が掲載されています。
米子市公式サイトを見る
サル対策というと、山の近くの話のように感じるかもしれません。
でも今回のように住宅地や通学路でも目撃されると、戸締まりをする、食べ物を外に置かない、近づかない、家族で情報を共有することも大切な住まいの安全対策です。
防犯や防災と同じように、
「もし、家の前にサルがいたらどうする?」
「ベランダにサルがいたらどうする?」
「公園でサルに遭遇したらどうする?」
この機会に、家族で一度話してみてはいかがでしょうか。
住まいは、毎日の暮らしを守る場所。
ちょっとした確認と備えを、今日から始めてみましょう。